UKIYOE HOUSE ブログ 2023年8月10日 

浴衣de伊東温泉さんぽ♪

温泉街といえば、旅館の浴衣を着て街を散策するイメージがあると思います。

浮世絵ハウスでは街歩き用の浴衣の貸し出しサービスは行なっていないのですが、伊東でも手軽に浴衣をレンタルできる「ゆかたび」というサービスが始まっていますので、ご紹介させていただきます。



「ゆかたび」さんは7月1日〜9月30日までの夏期限定で出店されている浴衣レンタル&着付けショップ。JR伊東駅の目の前で、浮世絵ハウスからも徒歩10分と大変便利な立地です。



驚くのはそのレンタル料で、フルセットを一泊二日レンタルできて2500円からと大変リーズナブル! さらに小物も無料、帽子も番傘も無料とちょっと聞いたことのない企画となっています。観光協会が後援しているからとのことですが、それにしても大盤振る舞いですね。
 


店内にはカラフルな浴衣がところせましと並べられており、男性用やお子さまの浴衣も充実しています。お子さまのレンタルは一式で1500円とのこと!何かと出費のかさむファミリー旅行に助かりますね〜。

1階で浴衣を選んで、2階で着付けてもらうシステムのようです。



…おっと、これは月影屋さんの浴衣じゃないですか!

月影屋さんは知る人ぞ知る、アバンギャルドな柄を伝統の染めと手縫いで仕立てている人気の浴衣ブランドです。管理人もこの日は月影屋さんの鯉口シャツを羽織っておりましたよ。

その左のカラフルな浴衣は、これまた近年人気のカンガ布から仕立てられたアフリカン浴衣。日本とは全く異なる色彩モチーフでありながら、どこか和文化とも相性が良く、この10年で見ることが増えたネオ浴衣です。
月影屋さんやアフリカン柄のブランド浴衣は3500円で一泊二日レンタルできます。このお値段、実際の価格からするとビックリするほどお安いんです!


浴衣レンタルスペース”ゆかたび”

所在地:静岡県伊東市湯川1-8-3 1F(旧伊東駅前観光案内所)
営業時間:10:00〜17:00(最終受付)
定休日:8月無休、9月は第三火曜日
ご予約:ゆかたび公式サイト または電話:090-9961-3766
予約が必要ですが、空いていれば当日の飛び込みもOKとのこと。

 ちょうど外へ出ると、着付けを終えられた三人組が前を歩いていました。左の方はアフリカ柄ですね。帽子やバッグも似合っています!



もう一件、良質な浴衣や着物がリーズナブルに購入できるアンティーク着物「crossroad(クロスロード)」さんをご紹介します。



クロスロードさんは文化財の東海館のお隣りの着物店。ゆかたびさんからも歩いて5分です。博学なマダムがお一人で経営されていて、良質な着物や浴衣が数千円で売られておりこちらもかなりリーズナブル!入り口は赤い和傘が目印です。



こちらのお店は浴衣レンタルや着付けはされていませんが、リーズナブルな羽織をそのままTシャツに羽織って街を歩いても絵になりますし、伊東旅行のアクセントとして粋なお土産を探してみてはいかがでしょうか。



海外の方に人気のゲストハウス「K's ハウス伊東」のすぐ近くでもあるので、お客様の顔ぶれも国際的だそうです。マダム曰く、海外のお客様の方がルールに縛られずに自由に着物を着こなすとのこと。男性が女性用の羽織を着こなすのはもちろん、背の高い女性が着物を端折らずに、ガウンのようにたなびかせてもキマるそうです。



実は店内の英語ディスプレイや入口看板は浮世絵ハウスがデザインをお手伝いさせていただきました。当館のお客様も、安心してお買い物を楽しんでいます。



この夏は浴衣に着替えて、温泉街の花火を見上げたり、浮世絵ハウスで写真撮影を楽しまれてはいかがでしょうか。


アンティーク着物 crossroad(クロスロード)

所在地:〒414-0022 静岡県伊東市東松原町12−5
営業時間:10:00〜17:00
水・木曜日はお休みです。


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